マッチングアプリに注目します。
まず、マッチングアプリとは、恋愛や結婚を希望する人がスマートフォンのアプリ上で好みの相手を探すことができるサービスです。


マッチングアプリのひとつ「ペアーズ」のデモ画面です。
このように、写真や基本的なプロフィール、人によっては年収なども公開しているんです。


そして、明治安田生命の調査では、去年、結婚した夫婦の出会いのきっかけは、「職場」や「学校」を抜き、「マッチングアプリ」が初めて首位になりました。
出会いのあり様が一気に変わったという感じがします。


宮崎県内では、おととし、婚姻件数が過去最低になっていて、こうしたマッチングアプリの効果も気になります。
今回、県内でのアプリ利用の実態について調べました。

マッチングアプリで出会って結婚も見据える20代カップル

宮崎市に住む20代のカップル。
2人がおよそ3年前に出会ったきっかけは「マッチングアプリ」でした。

ゆうとさん(仮名:27歳)
「働き始めてからコロナ禍に入っちゃったので、なかなかそういう出会う機会とかなくてちょっと出会いがほしいかなと思って(マッチングアプリを)始めました。」
まゆさん(仮名:25歳)
「(メッセージの)やり取り始めて1週間ぐらいで(対面で)会ったんですけど。なんか1回会ってみないと『もう、わからんな』っていうので、私から『ごはん行きませんか』って言ったかなと思う。」


その後、2人は意気投合し、交際に発展。今は、結婚も見据えて一緒に暮らしています。


記者
「アプリのメリットって何だと思いますか」
まゆさん(仮名:25歳)
「(マッチングアプリは)出会いの数が増えるし、自分にあった方に会えると思うんでよかったと思う」
ゆうとさん(仮名:27歳)
「お互いそういう前提で会ってるので、恋愛に進めるのが不自然じゃないというのが、一番メリットかなと思う。アプリやってないとなかった出会いなのかなって」