思いがけない妊娠で悩む人たちの相談窓口「にんしんSOS」が、1月から高知県内で始まりました。立ち上げたのは、高知市で乳児院などを運営している団体。「1人で悩まず、まずは相談を」と呼びかけています。

「はい、にんしんSOS高知みそのらんぷです」(電話を受ける相談員)

思いがけない妊娠で悩む人たちの相談に応じる「にんしんSOS」。全国におよそ60か所あり、高知では2022年1月から始まりました。立ち上げたのは、乳児院「高知聖園(みその)ベビーホーム」が運営する「みそのらんぷ」です。これまで、さまざまな事情で家族と離れて暮らす子どもを受け入れたり、地域の子育て支援を行ったりする中で、こうした相談窓口の必要性を感じてきたといいます。

「高知でも須崎の方で令和2年に赤ちゃんを遺棄してしまうっていうことがありましたけど、全国的にもそのようなことは起きてまして、その方達がもう少し、誰かに早く相談ができてSOSを出せたら、赤ちゃんもその方も救われたのかもしれないということで、妊娠期からやっぱり助け、支援が出せたらというところがすごく強い思いがそこにありまして、このような事業を開設するにいたってます」(にんしんSOS高知みそのらんぷ相談員 中越愛さん)


相談は無料で、電話は午前8時半から午後8時まで。メールは24時間。いずれも、毎日受け付けています。匿名でも相談できます。

「にんしんSOS相談窓口としては高知県で初となります。でも以前より高知県助産師会の方とか、高知県の思春期相談センター『PRINK』が相談を受け付けています。窓口が増えることで相談しやすい環境につながればいいなと思っています」(相談員 岡野麻希さん)


相談窓口をできるだけ多くの人に知ってもらいたいと、「みそのらんぷ」では周知活動に力を入れています。