静岡県中部を走るローカル鉄道「大井川鉄道」で、地震によって乗客に多くのけが人が出た想定の訓練が2月2日、行われました。消防と医療機関が参加し、連携を深めました。
<消防局救急隊員>
「こちら発語なし、こちら対応しよう」
「了解、手前の2人も赤(重症)です」
大井川鉄道の新金谷駅(静岡県島田市)で行われたのは、地震による列車事故で、多数のけが人が出たことを想定した消防の対応訓練です。けが人の数は50人、消防の救急隊員が治療の優先順位を決める「トリアージ」を行いますが、けが人が多く、難航します。
<DMATの医師>
「意識障害ですね、赤タグのままですので、早期搬送をお願いしたい」
要請を受け、駆け付けたのは医師や看護師などで構成される災害派遣医療チーム「DMAT」です。救急隊員は判断が難しいけが人について、医師のアドバイスを受けるなど、連携しながら救護活動を進めました。
<静岡県立総合病院 DMAT 吉岡良造医師>
「現場での感じ方と(消防の)指揮所の感じ方がずれてしまうことがある。救急者の順位がうまくつかないことがあるので、何度か訓練を繰り返すことでブラッシュアップされると思いました」
静岡市消防局は、ほかの機関との連携を強化いきたいとしています。
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