子どもたちに生のクラシック音楽に触れてもらおうと、高知市の幼稚園で演奏会が開かれました。

高知市の芸術学園幼稚園で行われたのは「100万人のクラシックライブ」です。この演奏会は普段、クラシック音楽に触れる機会のない人たちに生の演奏を聞く機会を提供しようと全国各地の商業施設や子ども食堂などさまざまな場所で開催されています。これまでに3000回近くの演奏会が開かれていて、高知での開催は初めてです。
演奏したのは、バイオリニスト淵野日奈子さんと、ピアニストの高見秀太朗さんの2人。淵野さんの母親は、高知出身です。2人は、子どもたちになじみのある曲などを、トークも交えながら演奏していました。子どもたちも体を動かしたり曲を口ずさんだりしながら、プロの演奏家の音楽を楽しんでいました。




(100万人のクラシックライブ 蓑田秀策 代表理事)
「我々のコンサートは落下傘のようにいろんな所へ行くのではなくて地元の皆さまと一緒に広げていくということをやっているので、今回ご縁をいただいたのでたくさんの人たちと手を携えてコンサートをやっていけるのではないか」
芸術学園幼稚園は今後も子どもたちに芸術に触れてもらう機会を多く作っていきたいということです。
