物価高騰の中、大盤振る舞いです。鳥取県大山町は1日から全町民に1万円分の商品券を無料で配る事業を始めました。町内だけで利用できる町民限定のお得なチケットの狙いとは。
小林健和キャスター
「光熱費や食費など様々な値上がりが続く中、大山町では1万円分タダで全町民に配るという事業がスタートしました」

こちらが鳥取県大山町で使用できる、その名も「物価高騰対策チケット」。500円分の商品券が20枚つづりになっていて、全町民1万5000人あまりに対し、町が1万円分の商品券をタダで配るという、なんとも太っ腹な取り組みです。
なぜこんな大盤振る舞いを始めたのか。仕掛け人、町長を直撃しました。

大山町 竹口大紀 町長
「電気代も上がっている、ガス代も上がっている、それから生活に必要な物の値段も高くなっているということで、町民の皆さんの生活が厳しい状況。今こそ町民の皆さんの生活が少しでも楽になるようにということで、この度の物価高騰対策チケットを出させていただきました」
チケットは、町内で加盟しているおよそ170店舗で使うことができます。宿泊でも良し、飲食でも良し、ヘアカットでも良しと、幅広く利用できるのがポイントです。