自治体の防災ヘリが救助…費用負担は誰が?
自己責任のバックカントリーですが、今回のように県の防災ヘリで救助された場合、費用はどうなるのでしょうか。
例えば今回救助に当たったのは鳥取県から支援要請を受けた島根県と岡山県の防災ヘリです。

島根県、岡山県ともに県の防災ヘリの費用は税金でまかなわれているため、救助された個人が費用を支払うことはないそうです。
今回の場合は、岡山県の防災ヘリ費用は鳥取県が負担し、島根県の防災ヘリの費用は山陰両県での決まりにより、島根県が負担します。
鳥取県消防防災航空センターによりますと、機体の種類によっても異なりますが、一般的に防災ヘリを飛ばす場合、人件費は別で、1時間に5万円から10万円かかるということです。
また岡山県消防防災航空センターによると、燃料費高騰の影響で、費用は去年に比べ1割ほど上がっているということです。

当事者だけでなく、救助活動にも危険が伴う雪山。入念な準備と慎重な行動が求められます。