進む“脱百貨店化” カンニング竹山さん百貨店での思い出

喜入友浩キャスター:
百貨店の店舗数というのは、年々減っています。ピークは1999年の311店舗、去年は185店舗となっています。また、売上高もピークからほぼ半減しています。
流通業界に詳しい日本経済大学の西村教授に話を伺いますと、「脱百貨店化」が進んでいるといいます。
やはり、今の若者には百貨店ブランドでは勝負できない、そしてこれからについては、立地は良いのでテナント貸しを強化したり、情報発信の場所に変えていくなど、業態を変えていく必要があるという分析をされています。

山本恵里伽キャスター:
脱百貨店化、ちょっと寂しいような気もしますが、竹山さん、百貨店のイメージや思い出とかありますか?
カンニング竹山さん:
ちょうど今朝、妻とこのニュース見てて、実はうちの妻は、だいぶ前に閉店してしまった東急東横店の寝具売り場で働いていた人なんです。
だから、やっぱり東急さんっていうのは妻にとって青春ですから、やっぱり本店が閉店するってのは寂しいなっていうのと、僕も妻もお互い年取ったなっていうのもありましたし、やっぱりでも時代の流れですよね、ネットショッピングがあったりとか。
実際、今僕も百貨店に行ってるかっていうと行ってなくて、ネットで買ったり他の所で買ったりしている、生活の状況なんで。
でも、僕ら子どものときは、地元の福岡の百貨店行くのにちょっとワクワクしたし、楽しかったし、レストランでお子様ランチ食べるとか、そういう買い物の仕方だったけど、やっぱり変わったんですね、時代がね。

山本キャスター:
私も地元が熊本で、鶴屋っていう大きな百貨店あるんです。そこに行って、やっぱり家族で食事をしたりとか、すごく思い出たくさんあるので、なくなるってなるとちょっと寂しいって思います。
カンニング竹山さん:
おれ岩田屋、まだあります、福岡に。
喜入キャスター:
私も福岡なので同じです。
カンニング竹山さん:
まだありますからね。でもやっぱり渋谷の街を考えてた時に、東急の本店がなくなるってのは、やっぱり渋谷で恋愛してた僕としては…アルバイトもしてたし。
山本キャスター:
思い出がなくなるのは寂しいですが、ちょっと業態を変えてこれからも残っていってほしいと感じますね