こちらでは、息を引きとったペットのケアも行っています。

※ペットガーデンゆう 川合健司さん
「それではお体をきれいにさせていただきます」

毛玉になっているところはコームでとかし、まるで眠っているかのようにきれいに整えます。家族がメッセージを書いたリボンをペットに結ぶといったサービスもあります。

※ペットガーデンゆう 川合健司さん
「しっかり飼い主さまの思いを離さないようにつかんでいただくような形で結んでいただく。結んでいただいているときは、いろいろな思い出を思い出されて皆さま悲しんでいっしゃる方がほとんどですね」

棺には、お気に入りだったおもちゃやおやつを入れることもできます。
基本料金は、ペットの体重によって異なりますが、ケアと個別での火葬、骨壺はセットになっていて、オプションで棺や位牌、葬儀も追加できるということです。

※ペットガーデンゆう 川合健司さん
「最後のお姿となりますので、棺の場合は棺を、そのままの状態でしたらそのまま抱っこしていただき、炉の方へご家族にお連れいただいて、お別れしていただいています」

併設されている火葬炉までは家族が連れていきます。

※ペットガーデンゆう 川合健司さん
「それでは、扉を締めさせていただきます」

火葬が終わるまでは約1時間。拾ったお骨は、家族が骨壺に納めていきます。最近は、お骨を入れられるペンダントが人気で、天国へ旅立ったあとも肌身離さず一緒に過ごす人も増えているといいます。



自治体が設置している火葬場には、ペットに対応している所もありますが、中には、合同火葬でお骨を引き取れない場合もあり、注意が必要です。

※ペットガーデンゆう 川合健司さん
「希望を持って飼っていらっしゃる方が多いので、亡くなるという前提で考えていらっしゃる方は少ないので、いろいろな形がございますので、自分だったらどんなお別れがしたいのか、ぜひ考えてみていただければ」

※キャスター
取材した八戸市の「ペットガーデンゆう」は、2011年6月からこれまでに約2100件の利用があったそうです。家族として迎え入れたからには最後までしっかり責任をもって見送りたいですね。