“新通路”完成後、新潟駅の南北の移動はどうなる?

新しい通路が完成し、今のように駅舎の2階に上る必要がなくなる3月からは、駅の南北はどれくらいでかかるのでしょうか。

工事中の万代広場を迂回し、完成後より少し距離のあるコースを歩いてみると…

【記者リポート】「かかった時間はおおよそ2分です。南口から万代口までとても近く感じられました」

現在の駅舎の2階部分を通る連絡通路と比べると、半分以下で移動できることになるのです。

新しい通路は24時間通行可能で、自転車は押して通行できます。2023年度中には、新しいバスターミナルも完成する予定です。

【新潟駅周辺整備事務所 今井利司 所長】「南北の、今まで鉄道で離れ離れに分断されていたというところが、一体的な整備になりますので、より多くの人に使っていただけると考えています」

新潟市は、新バスターミナルの整備費用として40億円を負担。

人の流れがどれほど増えるのか、シミュレーションした数値はないということですが、直近の調査では、2つの連絡通路あわせて1日に3万9千人の通行があるとして、多くの人の利便性が向上すると力を込めます。