パキスタン北西部にあるモスクで爆発があり、少なくとも59人が死亡しました。反政府武装勢力「パキスタンのタリバン運動」が一度出した犯行声明を否定していて、情報が錯そうしています。

パキスタン北西部ペシャワールにあるモスクで30日、大規模な爆発があり、地元メディアなどによりますと、これまでに少なくとも59人が死亡、157人がけがをしました。

政府は自爆テロと断定していて、AP通信によりますと、反政府武装勢力「パキスタンのタリバン運動」が一度犯行声明をだしましたが、その後否定していて情報が錯そうしています。

ノーベル平和賞の受賞者、マララ・ユスフザイさんを襲撃したことでも知られる「パキスタンのタリバン運動」は、2021年に政府と停戦合意しましたが、去年11月に合意の破棄を宣言し、治安部隊との衝突が激化していました。