ロシア外務省の高官はアメリカとの核軍縮の枠組みをめぐり、現在の条約の期限切れ後、後を継ぐ枠組みが存在しなくなる可能性があるとの認識を示しました。
ロシア外務省のリャプコフ外務次官は、国営ロシア通信が30日に報じたインタビューで、アメリカとの唯一の核軍縮の枠組みである「新戦略兵器削減条約=新START」が2026年に期限切れとなり失効した後、これを継ぐ条約が存在しない事態がありうるとして「我々は用意ができている」と述べました。
ロシア側が新STARTの後を継ぐ条約が締結できない可能性に言及したのは初めてで、新STARTの行方は、2026年までの間のウクライナ情勢や米ロ関係を含む、国際社会の動向にかかる形となっています。
また、リャプコフ氏は欧米がウクライナに主力戦車の供与を決定したことを受け、「アメリカがウクライナ危機の主導者だ」と述べ、ウクライナや欧米側と停戦に向けた「交渉をする意味がない」と反発しています。
注目の記事
「強く抱きしめると痛いのでは…そっとなでることしかできなかった」 顔には多数のあざや傷、血で固まった髪の毛 金目的で男3人に拉致、殺害された一人娘 【2007年・闇サイト殺人事件 前編】

県道から丸見えでも「タオルなし」“日本一恥ずかしい露天風呂” の正体 熊本県南小国町の満願寺温泉『川湯』

命を奪われる前夜の電話「たわいもない会話が、今では愛おしくてたまりません」20歳の大学生、飲酒ひき逃げで亡くなった…父親が手記

各地で急増する空き家 大牟田市で強制撤去前に火災も発生 撤去が進まない背景と課題とは

売春地帯から少女たちを救え 人身売買の実態…救出の一部始終、アジア各国から数万人の女性が毎年インドへ【報道特集】

「手相が変わる」ってホント? 運勢をみるだけじゃない!手相が示す健康状態と生活のクセ「医学」と「占い」それぞれの解釈









