春の統一地方選を前に公明党の山口那津男代表が長野市で演説し、県議選の長野市・上水内郡区で初めて候補者2人を擁立するなど、議席拡大を狙う考えを示しました。

長野市で開かれた公明党の講演会には党員などおよそ900人が集まり、山口代表の演説に耳を傾けました。

(山口代表)「市だけではできない課題もありますから、そういう時は県会議員に相談し、そして国会議員に相談し、その県や国をあげて大きな課題に取り組んでいく。公明党の持ち味はまさにネットワーク力」

山口代表は、統一地方選で子育て支援対策として児童手当の所得制限の廃止や、対象年齢の拡大を掲げると述べ、支持を訴えました。

県議選では、定員11人の長野市上水内郡区で、党として初めて2人の候補を擁立するなど、勢力拡大を狙います。