夢に向かって頑張る子どもたちを応援する「SBCこども未来プロジェクト」。

スピードスケートで活躍する小海町の高校生です。

小海高校の3年生、畠山雪菜さん。

中長距離が専門で、高校生ながら日本スケート連盟の強化選手に選ばれています。

去年5月からはおよそ5か月間北海道でのトレーニング合宿に参加し、国内トップレベルの環境で経験を積みました。

(畠山雪菜さん)「今までは8割でやる、趣味のような感じでスケートをやっていたんですけど今はスケート中心。上手くなるためにどうやって過ごしていけばいいのかなって、ずっと考えているような毎日です」

中学生の頃までは、全国大会の表彰台が遠かったという畠山さん。

高校ではショートトラックでコーナリングの練習に取り組むなど、技に磨きをかけてきました。

ダイナミックな滑りとコーナーでの加速力を武器に、去年のインターハイでは1500メートルと3000メートルで2年生ながら2冠を達成。

初出場のワールドカップでは1500メートルで2位になるなど、3年間で大きな成長を遂げました。

(指導している 父・畠山忠彦さん)「課題は少なくなってきていると思うが進化させるところはいろいろあると思うので、自分で気付きながらスケートに向き合ってほしい」

大学でも競技を続ける畠山さん。

世界の舞台を目標に更なるレベルアップを目指します。

(畠山雪菜さん)「オリンピックを見据えながら、ずっと続けてきているスケートをより質を上げて楽しく。スケートをもっと盛んにしていきたいなと思います」