四国電力が進める伊方原発1号機の廃炉作業について、愛媛県伊方町の高門清彦町長は、第2段階への移行を了解する方針を愛媛県の中村知事に伝えました。

愛媛県伊方町の高門清彦町長は5日県庁を訪れ、伊方原発1号機の廃炉作業について、放射線管理区域内の設備を解体する、第2段階への移行を了解する方針を中村知事に伝えました。

伊方原発1号機の廃炉作業は、2017年からおよそ40年のスケジュールで4つの段階に分けて行われていて、現在は第1段階として放射線管理区域の外の設備が解体されています。四国電力は県と愛媛県伊方町の了解が得られれば、来年度から第2段階に着手する方針で、協定に基づき、県と町にそれぞれ事前協議を申し入れていました。

(高門清彦町長)
「低レベルの放射性廃棄物の問題も新たに出てきた。これに関してはしっかりとした管理、あくまでも一時的な保管であることを明言していもらいたい」

(中村時広知事)
「第2段階で発生すると思われる低レベル廃棄物の一時保管、その後の道筋、こうした意見がよせられたことを重く受け止めて、それをベースにしながら判断をしていきたい」

高門町長は第2段階への移行を了解するにあたり、四国電力に対し、作業で発生する低レベル放射性廃棄物を早期に町外へ搬出するほか、安全を最優先に適切な情報公開を行うことなどを求めていくと強調しました。

愛媛県は今後、県議会の意見などを集約して第2段階への移行を県として了解するかどうか判断する方針です。