少数与党で“野党工作”必要か…最大の焦点は「消費税の減税」
高柳キャスター:
今回の一番の焦点は「食料品の消費税減税」です。
物価高対策の目玉ですが、各党の姿勢は次のようになっています。

【臨時国会 最大の焦点は】
食料品の消費税 2年間 1%に引き下げ
▼賛成:自民、維新
▼容認:保守
▼反対・慎重:国民、中道、立憲、公明、みらい
TBS報道局 政治部 佐藤記者:
日本維新の会は、与党なので賛成しています。
日本保守党は「食料品の消費税の恒久的ゼロ」を求めていますが、妥協案として「容認」しています。
その他の野党は反対の姿勢を示しています。
反対の理由としては、
▼2年後に「実質増税」のリスクがあること
▼2年間10兆円の財源が示されていないこと
▼影響が出る業界への具体的な支援策がないこと
などが挙げられています。
高柳キャスター:
そもそも法案は衆議院を通過、そして、参議院の委員会を通過して本会議で採決されます。今回の消費税減税法案は参議院を通過できるのでしょうか?
TBS報道局 政治部 佐藤記者:
消費税の法案を話し合う参議院の委員会はいくつかあります。その中で、野党は「少数会派も参加できて、充実した審議ができる」として特別委員会で審議することを望む一方で、与党側は「財政金融委員会」での審議を希望しています。

「財政金融委員会」で審議するとなった場合、与党と野党の委員数のバランスがポイントとなります。与党が11人に対して、野党が13人と、野党の方の人数が上回っています。
したがって、野党に賛成の働きかけをすることが不可欠です。なお、唯一「容認」を打ち出している日本保守党は委員に入ってないので、それ以外の野党へとなります。
【参議院「財政金融委員会」で審議の場合】
委員長を除く採決票をもつ人数…24人
▼与党…計11人
自民:9人
維新:2人
▼野党…計13人
立憲・無所属:3人
国民:3人
公明:2人
参政:2人
共産:1人
いのち:1人
社民:1人
高柳キャスター:
野党工作が必要ということですが、簗大臣の問題はどのような影響があるのでしょうか。
TBS報道局 政治部 佐藤記者:
野党の中道は「単なる不祥事ではなく、政治家がどこまでやっていいのかという権限に関わる話だ」として、国会の質疑の中で政府の見解を問いただす予定です。今後の状況によっては、国会審議が遅れるリスクをはらんでいます。














