■アジア大会 柔道・女子78kg級決勝(2日、愛知国際アリーナ)

柔道・女子78kg級決勝が行われ、杉村美寿希(22、パーク24)がキム・ミンジュ(23、韓国)にゴールデンスコアの延長戦の末に勝利し、この階級で日本勢2大会ぶりの金メダルを獲得した。

杉村は高校時代は日本一厳しいといわれる比叡山高校の朝練で強靭なスタミナを培い、その後進学した東海大学では実戦練習だけでなく反復練習をやり込んだ。基礎の再構築により持ち味の「美しくキレのある一本を取れる柔道」を手にした。今大会はその柔道を存分に発揮しオール一本勝ちで決勝へと駒を進めた。

迎えた決勝、開始から39秒でなかなか技を仕掛けない両者に対し指導が与えられる。その後は杉村、キム・ミンジュとも技を仕掛けていくがポイントを奪うことができない。3分40秒でキム・ミンジュに偽装攻撃で指導が与えられる。

4分では勝負がつかず、ゴールデンスコアの延長戦。開始から1分12秒、杉村に指導が与えられ両者2回に。あと1回もらうと反則負けとなる状況となった。その後、キム・ミンジュに偽装攻撃で3回目の指導が与えられ勝負あり。熱戦を制した杉村がこの階級で日本勢2大会ぶりの金メダルを獲得した。