大分市に拠点を置くクラサスケミカルが東京証券取引所のスタンダード市場への上場を果たし、旧・昭和電工から始まった57年の歩みが新たなステージに入ります。

大分石油化学コンビナートに本店を置くクラサスケミカルは、レゾナックが石油化学事業を分社化し去年1月に営業を開始しました。

「ナフサ」を熱分解しエチレンやプロピレンといったプラスチック原料を生産するプラントは国内2位の生産能力を誇ります。

クラサスドーム大分のネーミングライツを取得するなど、地場企業として存在感を示してきたクラサスケミカル。

9月29日、レゾナックの保有株式を20パーセント以下とする形で東証スタンダード市場に上場を果たしました。

クラサスケミカル 福田浩嗣社長「上場を成し遂げることで社員のモチベーションも上がってきますし、資金調達の選択肢も広がりますし、スタートラインに立ったばかりでこれからが大切だと思う」

クラサスケミカルによりますと、県内の企業としては10社目となる上場で、2026年12月期の連結売上高は3234億円が見込まれています。

今後は地元企業との更なる連携や、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを進めたいとしています。