新型コロナウイルスの影響で国際チャーター便が運休していた福島空港に、およそ3年ぶりとなる国際線が27日、ベトナムから到着しました。

水津邦治アナウンサー「福島空港です。ベトナムからの国際便がまもなく到着します)」

27日に福島空港に到着したのは、ベトナムのホーチミンを出発した国際チャーター便です。

福島空港で国際線が運航するのは、2020年2月以来およそ3年ぶりです。

空港では、キビタンや空港関係者が、ベトナムのツアー客171人を出迎えました。

ベトナムから来た観光客「初めて日本に来たので楽しかった。飛行機の窓から見ると真っ白な街と山が見られて本当にうれしかった」
ベトナムから来た観光客「飛行機を出て出迎えの時はびっくりして感動した。鶴ヶ城の映画やドラマを何回も見たので行きたい」

福島空港では、新型コロナの感染が拡大する前の2019年度に、174便の国際チャーター便が運航していて、およそ2万人が利用していました。

県は、今後も国際チャーター便の就航に向けた取り組みを進め、定期便につなげたいとしています。

県空港交流課・二瓶達也さん「今後さらに多くのチャーター便を福島空港が受け入れできるように、関係機関の方々との連携も密にしながらスムーズな受け入れに向けて対応していきたいと思っています」

ベトナムからの観光客は4泊5日の日程で、日光や富士山周辺を観光したあと、大内宿や鶴ヶ城などを訪れることになっています。