馬毛島の自衛隊基地整備を巡る動きです。工事が遅れ、防衛省は地元漁協に漁業制限の延長を求めていましたが、漁協は10月1日、臨時総会を開き、延長受け入れを決めました。

馬毛島での基地建設は2023年に始まり、当初、4年ほどの工期が見込まれ、地元・種子島の漁協は、漁業制限に伴う補償金として国からおよそ22億円を受け入れました。

しかし、人手不足などで工事が遅れたことから、防衛省は8月、漁業制限を3年4か月延長して2031年3月末までとし、追加の漁業補償として4億9000万円を提示しました。

漁協は10月1日、臨時総会を開き、組合員による採決を行いました。

その結果、正組合員102人のうち95%にあたる97人が賛成し、3分の2以上に達したため、受け入れが決まりました。

(県漁協・種子島支所 荒河勝文 支所運営委員長)「魚礁の投入とか稚魚の放流とか、工事が終わった後に漁を再開できるよう、組合員、頑張っている」

(漁業制限に反対 漁師・濱田純男さん)「制限すること自体が間違っている。どうも納得いかない」

漁協は1日の決定を近く防衛省に報告し、補償金の配分方法について検討することにしています。