「一番最初のメッセージを出せるチャンスを非公開ということはありえない」

非公開の対応を貫いた中部電力の姿勢について企業のガバナンスに詳しい専門家は厳しく批判します。

<青山学院大学 八田進二名誉教授>
「社長に就任したという一番最初のメッセージを出せるチャンスを非公開ということはありえない。従来の中部電力の組織体質とまったく変わっていない。ガバナンス議論の初歩的なことがよく分かっていないじゃないか。したがって将来あまり期待できないのかなと最初思ってしまう」

データ不正の背景にあった中電の「独自の正当化理論」がいまだに残っているとも指摘しました。

<青山学院大学 八田名誉教授>
「自分たちの判断基準がそれでいいと思っている。つまり唯我独尊というのかな。社会の目線、社会の感覚、倫理観、一般の人たちが思っているのと乖離した状況。おごり、慢心というものがある」

10月1日の地元訪問を終えた安井社長は。

<安井社長>
「まずは信頼回復を第一に解体的再構築を徹底してまいりますが、その先には成長に向けたいろんな政策を打っていかなければいけない。成長に向けた計画をたてていくのが私の使命だと考えている」

10月2日、安井社長は鈴木康友県知事と静岡県菊川市の長谷川寛彦市長を訪れる予定です。