宮崎県高原町の皇子原公園のヒガンバナは、例年、およそ300万本が植栽され、きれいに咲き誇っていましたが、近年、ある異変が生じています。
皇子原公園のヒガンバナは、今、どうなっているのでしょうか?現地を取材しました。
(田中久泰記者)
「高原町の皇子原公園に来ています。過去には一面にヒガンバナが咲き誇っていたのですが、近年は、3割ほどしか咲かなくなっています」
皇子原公園では、数年前からヒガンバナの開花が少なくなり、去年の段階で、今年の開花が見込めない状況となっていました。
その主な理由は、シカによる食害と見られています。
(皇子原公園を運営する 奥霧島温泉郷・内村雅樹代表)
「鹿などの獣害、食害になる。食べられた茎の切り口がスパっと、こういう感じになる、鹿とかの食害では」
なぜ近年、シカの食害が増えたのでしょうか・・・
(皇子原公園を運営する 奥霧島温泉郷・内村雅樹代表)
「皇子原公園の周辺、向こう側、その前の俊は向こう側でスギ林の伐採が進んでて、シカの居場所がなくなって、急に増えた、2年ほど前から」
皇子原公園では、40年以上前から、町民らがボランティアでヒガンバナを植栽。
しかし、相次ぐ被害に、ボランティアの士気も下がってきているということです。
(皇子原公園を運営する 奥霧島温泉郷・内村雅樹代表)
「植えても植えても、植えたところが食べられたり無くなったりする状況があって、(ボランティアの)皆さん、なかなかモチベーションが保てなくなってきている。この古墳群の周辺だけでも何とか(食害から)守りたい」
長年、訪れた人たちを楽しませてきた皇子原公園のヒガンバナ。
満開の様子を再び見ることができるのでしょうか。
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