“特例” で少し安かったオリオン 今後は全国一律の世界で勝負

一方、他のメーカーと異なる環境にあったのはオリオンビール。今回の酒税改正と合わせ、本土復帰以降、酒税を低く抑えてきた沖縄特例措置が廃止となり、全国のビールメーカーの商品と並ぶ新たなスタートを切ります。

オリオンビール 齋藤伸太郎コーポレートバリュークリエーション部長:
「我々はビールを県内で作っている部分に関して恩恵をいただいておりましたけれど、少し負担が増えるという形になります。その部分を企業努力で、皆様にお求めいただきやすい価格に設定をさせていただく」

オリオンビールでは基幹ブランドのビール「オリオン ザ・ドラフト」をこれまで通り前面に押し出しつつ、10月14日から、「麦職人」「サザンスター」をビール化。ビールのラインナップの強化を図ります。

「この味がお好みだという方々はたくさんいらっしゃる。そういう方々に、今までより少し価格が上がるかもしれませんけれど楽しんでいただけるように、麦芽の量も増やしてビールという位置づけにして、より美味しく召し上がっていただけるように考えています」

他の大手メーカーも軒並み「発泡酒や新ジャンル」をビール化する戦略。物価高が続く中、各社の戦略は消費者の節約志向にマッチするのか。ビールに比べて割安感があるサワーやチューハイも含め、消費者は何を選ぶのか。メーカー各社が注目しています。