熊本地震の発生から2か月が経ちました。今回は、子どもの命を預かる「学校」での地震訓練について考えます。
事前告知なし、封筒を開けて初めて知る「想定」
「訓練、訓練、緊急地震速報です」
放送と同時に、机の下に隠れる生徒たち。ふだんの避難訓練で見慣れた光景です。
そのとき、先生が手に取った封筒。先生も中身は知りません。開けてみると…「腕をケガして出血して痛がる」と書かれています。実は、ここからが訓練の本番です。

「(先生:どうした?)腕を切りました、血が出ています」
けがをした人にどう対応するか。先生は生徒たちにどう指示するか。災害発生時の、とっさの判断力や対応力が問われます。
北海道教育大学 釧路校 境智洋教授
「今回の熊本地震を見てもさまざまなものが倒れたり壊れてたりしている。そういう状況が教室の中でも起こっているはずなのに、それを全く無視した状況で避難(訓練)している。そこは実際とかけ離れているのではないか」
「ただ隠れる」「ただ逃げる」ではない、学校の新しい避難訓練を、もうひとホリします!














