天皇皇后両陛下が熊本地震の被災地を訪問されています。おふたりは被災者と目線を合わせて、言葉を交わされました。

きょう午前、熊本空港に到着された両陛下。出迎えた熊本県の木村知事と挨拶を交わされました。

最大震度7を観測した今年7月の熊本地震では38人が犠牲に。

おふたりはきょう、県に見舞金を贈られたほか、地震発生以降、「深く心を痛めていて、時期を見極めた上で訪問を希望されてきた」といいます。

午後には、自衛隊のヘリで八代市のヘリポートに到着。被災した日本製紙八代工場について、知事から説明を受けたあと、犠牲者を悼み、工場がある方向に黙礼されました。

そのあとは、現在もおよそ80人が身を寄せる避難所へ。集まった地元住民の歓声に応えられました。高齢者施設の入所者のもとに歩み寄り、声をかけられる場面も。そして建物の中では、腰をかがめ、被災者らと目線を合わせて言葉を交わされました。

「お家は無事でしたか」

このほか、「お体はいかがでいらっしゃいますか」「怖かったですね」などとお見舞いの気持ちを伝えられました。

両陛下と懇談
「お見えになって姿を拝見して、涙が出てきて、今でも感激して」
「2か月経って心がしずんでいくところが、きょうはもう心が明るくなった」

さらに、災害対応にあたった人にも…

「何が一番大変でいらっしゃいましたか」
「お水とか、ガス、電気は」

炊き出しなど支援活動に尽力した住民らを労われました。

両陛下はこのあとも、被災者や復興に従事する人たちに声をかけられる予定です。