今月着工する予定だった女川原子力発電所2号機の乾式貯蔵施設について、東北電力は、国への説明に更に時間がかかるとして、着工を今年12月に延期しました。

女川原発2号機の乾式貯蔵施設は、原子炉建屋内のプールで冷やした使用済み核燃料を、金属製の容器に入れて冷却し、陸上で保管するための施設です。

東北電力は今月、1棟目の施設に着工する予定でしたが、設計や工事計画についての原子力規制委員会への説明に、更に時間がかかると見込まれることから、着工を今年12月に延期することを決めました。

着工が延期されるのは3回目で、これに伴い、貯蔵のための容器を製造する工程にも遅れが生じ、施設の運用開始も2028年3月から12月に延期されました。

東北電力によりますと、乾式貯蔵施設は女川原発2号機の使用済み燃料プールが満杯になる前に完成する見込みで、原発の運転に支障はないとしています。