富山空港を起点に飛騨高山へ向かう観光客にとっての課題は、"二重の乗り換え"です。かつて運行されていた直行バスは現在も運休中です。2026年9月の富山県議会予算特別委員会では、この課題を解決しようと、さまざまな提案が飛び交いました。

「直行バスがない」旅行者悩ませる迂回路

富山空港は、立山黒部アルペンルートや五箇山、白川郷そして飛騨高山へと渡る広域観光の玄関口として機能しています。

しかし現状では、空港から一度富山駅に出てからJRや高速バスに乗り換えるという"迂回ルート"が主流となっています。

手荷物を抱えた旅行者にとって、二重の乗り換え負担は小さくありません。しかも、定期ダイヤと航空便の到着時刻がうまく噛み合わないという問題も指摘されています。

富山県議会予算特別員会でこの問題を取り上げた井上学議員は、「県民の皆さんの生の声から要望や苦情をまとめた」と述べ、空港の利便性向上と広域連携による観光需要の取り込みを強く求めました。