約80人が取り残された老人ホーム、床上まで水に浸かった接骨院、そして土砂にのみ込まれた田んぼ。富山県氷見市を襲った記録的な大雨から1か月が経過しました。再開に向けて動き出す場所がある一方で、元に戻るまで「数年単位」とされる場所もあります。

富山県氷見市加納の特別養護老人ホーム「ほのぼの宛」では、復旧に向けた準備が進む一方で1か月たった今も、デイサービスは休業を余儀なくされています。
ほのぼの苑 島田昌明施設長
「いつになったら再開できるんだろうと不安しかない状態でした。当時は…」
8月27日――
上瀬航志記者
「上庄川近くの老人ホームです。施設の前の道路は車体の半分ほどがつかるほど浸水しており施設の入り口にも水が迫っているのが確認できます」
施設のすぐそばを流れる上庄川が氾濫し、施設に茶色い水が押し寄せました。
ほのぼの苑 島田昌明施設長
「1階は全部浸水していまして、ひざ下まで。いまちょっと下がってきましたけど。これ以上ここからは出られる状態では、ありませんので」
まる一日、水が引かず約80人の利用者と従業員が施設に取り残されました。
翌日の8月28日、施設を訪れると――

上瀬記者
「かなり室内まで泥が入ってきていますね」
ほのぼの苑 島田昌明施設長
「こちらがデイサービスですね。こちらも同じくらいの(膝の)高さまで水が上がっていますね。被害の想定はもちろんあったんですけど、ここまでとはやはり思っていなかったですね」














