クマによる人身被害や農作物の食害などが相次ぐ中、そのクマを地域資源として活用できないかと、弘前大学の学生と弘前市のラーメン店がコラボし、熊肉を使った油そばを完成させました。評判も上々のようです。
期間限定メニュー「熊肉油そば」 お味は…
こちらがその「熊肉油そば」。青森県内で狩猟されたクマの肉を使用した期間限定メニューです。中太麺にごろごろとした熊肉、それに温泉卵、メンマなどがトッピングされています。
※市川麻耶キャスター
「熊肉にしっかりと味がしみ込んでいて、臭みはまったくありません。なによりやわらかい。噛むとほろほろと崩れていきます」
メニューの開発は、弘前大学人文社会科学部の学生5人が幡龍城東店がコラボして完成させました。店ではショウガやネギを加えたタレに熊肉を浸し、圧力鍋で1時間以上煮込むことでクマ肉独特の硬さと臭みを軽減したということです。
※幡龍 松山正樹エリアマネージャー
「意外と臭みがなく食べやすく仕上がった。ビーフジャーキーに近い感じで食べやすくできたと思う」
メニューを考案した学生も熊肉の食肉利用に可能性を実感
※弘前大学人文社会科学部3年 坂下洸介さん
「食べづらさもなく、努力のおかげですごく食べやすく仕上がっていたのでとてもいいものだと思う。クマの被害ばかりではなく、クマを食料として使うという可能性をここから広めていけたら」
販売初日は昼限定15食が早々に完売、客の評判も上々
※客は
「めったに食べられない、限定になっていたから、きょうからだ、いかなくちゃと思って来た。おいしいと思う」
「意外とおいしかった。臭みがあるのかなと思ったがしっかり味がついていた。ほろほろしていて、ジャーキーみたいにやわらかくておいしかった」
近年、人身被害や農作物の食害が相次ぐクマですが、店では熊肉油そばを通して、こうした鳥獣被害の現状に目を向けるとともに地域資源の活用についても知ってもらいたいとしています。
クマのマイナスイメージだけでなくプラスの面も
※幡龍 松山正樹エリアマネージャー
「被害があったりしてイメージはマイナスだと思うが、マイナスなイメージのクマをおいしく食べられることを、マイナスだけでなくてプラスの面も出していけたら。みんなにおいしく食べてもらって、クマと共存できれば」
熊肉油そばは9月30日まで幡龍城東店で1日25食限定で販売されます。













