紅葉の進み方は「平均気温」だけでは決まらない

2026年の北海道は、9月後半になっても気温の高い状態が続きました。

気象庁のデータによると、北海道地方の5日平均気温は、9月19日から23日にかけて平年を1.9度上回り、「かなり高い」状態となりました。

それでも定山渓では、紅葉が例年より早いペースで進んでいます。

この理由を考える上でポイントになるのが、日中の気温だけでなく、夜間から朝にかけての冷え込みです。

紅葉は、秋になって気温が下がることで葉の中の葉緑素が分解され、黄色や赤色が目立つようになる現象です。

特に朝晩の冷え込みや昼夜の気温差、日照などが色づきに影響します。

つまり、「秋全体の平均気温が高いから、紅葉も必ず遅れる」とは限りません。

日中は暖かくても、夜間に気温がしっかり下がる日が続けば、色づきが進むことがあります。

定山渓観光協会が感じている「9月に入ってからの夜の冷え込み」が、今年の早めの色づきに影響している可能性もありそうです。