リニア中央新幹線の工事車両が通る長野県松川町で交通安全教室が開かれ、子どもたちがダンプカーの特徴や危険性を学びました。
松川中央小学校で行われた交通安全教室。
今回の主役は、ダンプカーです。
松川町内では、リニアの工事で出た残土を運ぶダンプカーの通行が2021年から開始。

一日におよそ200台が小学校の前や通学路を走行していることから、児童にダンプカーの特徴や危険性を理解してもらおうと、JR東海や町などが安全教室を企画しました。
およそ180人が、実際にダンプカーの運転席に座り、道路の死角となる場所を確認しました。
(児童)「死角がものすごく多くてびっくりした、改めて自動車の危険性を知った」
このほかにも、曲がり角の内側にペットボトルを置いて、乗用車とダンプカーの内輪差の違いを見学しました。

(松川中央小学校・小平知行校長)
「ダンプカーはとても大きいのでとても不安はある、事故がないよう願っているし起こらないようにこれからも指導をしていきたい」

(JR東海長野工事事務所・杉浦禎信所長)「地元の皆さんの不安や心配ができる限り小さくなるようにできるハード対策やきょうのソフト対策などやれることをしっかりやってこれからも交通安全に努めていきたい」
JR東海と自治体が共同で交通安全教室を開いたのは県内で初めてで、2月も別の町内の小学校で実施します。














