毎朝の街頭活動… 家族でつなぐ事故防止の願い

事故から10年。明里さんは毎朝、交通指導員を務める両親とともに街頭に立ち、子どもたちの安全を見守るとともに、ドライバーへ事故防止を呼びかけ続けています。

絵本ではイラストも手がけた明里さんは、入学前から交通安全のポスターも描いていて、その数は30枚以上にのぼります。

父・竹山武志さん:
「この子が描いた絵本が、世の中のため役に立ってくれればありがたいし、交通安全につながってくれれば、亡くなった沓里くんの魂も浮かばれると思います」

学校でも絵本の朗読を通じて交通ルール遵守を呼びかけている明里さん。ドライバーや歩行者へ向けて真っ直ぐなメッセージを伝えます。

竹山明里さん:
「手を挙げて横断歩道を渡ってくれたらいいです。スピードを出さないでほしいし、スマホとか見らずに前を見て運転してほしいです」

一度も会えなかった兄への想いと、悲しい事故をなくしたいという家族の願いは、絵本を通じて多くの人の心に届けられています。