■第20回アジア競技大会 愛知・名古屋 野球 オープニングラウンド第2戦 日本 15ー0 パレスチナ(22日、岡崎中央総合公園野球場)

32年ぶりに日本開催となったアジア大会愛知・名古屋。野球日本代表“侍ジャパン”はパレスチナに5回コールドで破り、開幕2連勝を飾った。社会人代表で臨む今大会、自国開催だった1994年の第12回大会(広島)以来、32年ぶり2度目のアジア制覇を目指し、初戦に続いて圧倒的な攻撃力を見せつけた。

試合は1回、向山基生(30)が先制打を放つなど一挙5得点を奪うと、続く2回にも打線が猛打を振るい、11ー0と突き放した。3回、山田健太(26)に3ラン本塁打が飛び出し14点目。5回には1死満塁から和田佳大(29)が適時打を放ち15点目を挙げた日本。投げては先発の近藤壱来(28)ら3投手がパーフェクトで繋ぎ、パレスチナ打線を封じた。

先発の近藤は1回を三者凡退に抑える上々の立ち上がり。その裏、打線はパレスチナの先発・A.ハラジュリに対し、先頭の矢野幸耶(32)が相手遊撃手の失策で出塁すると、続く添田真海(29)が四球を選び、無死一、二塁の好機を作る。ここで3番・向山がレフトへ適時打を放ち、幸先よく先制点を挙げた。さらに相手投手の暴投の間に追加点を挙げると、無死三塁からは6番・熊田任洋(25)の右犠飛で5ー0とリードを広げた。

2回にもパレスチナの2人目・Y.ハリームを攻め立て、1死一、二塁と好機を演出。5番・水谷祥平(25)の三ゴロが相手の悪送球を誘い、その間に6点目を奪うと、続く熊田がセンターへ適時打を放ち、8ー0とした。さらに打線の勢いは止まらず、1死一、三塁から9番・福井章吾(27)もセンターへ2点適時二塁打を放つなど、この回一挙6得点。序盤から大量リードを奪い、11ー0とした。

3回にも日本打線が攻撃の手を緩めない。2つの四球で2死一、三塁とすると、7番・山田が左翼へ3ラン本塁打を放ち、さらにリードを広げた。4回はここまでパーフェクト投球を続けていた近藤に代わり、2人目・松田航瑠(25)がマウンドへ。1番から始まる打線を三者連続三振に仕留めた。

14ー0のまま、5回は3人目・谷脇弘起(24)が三者凡退で繋いだ。するとその裏、途中出場の藤澤涼介(24)が中安打で出塁。その後、1死満塁と好機を迎え最後は和田佳大(29)がライトへの適時打を放ち15点目。この時点でコールドゲームが成立し試合終了。日本はパレスチナに15得点の大勝を収め、開幕2連勝を飾った。