■第20回アジア競技大会 愛知・名古屋 競泳(22日、東京アクアティクスセンター)

男子400m個人メドレー決勝に出場した小島夢貴(17、コパンスポーツクラブ豊川/豊川高)が4分7秒02の大会新記録で金メダルを獲得。200m個人メドレーと2冠を狙ったアジア記録保持者・松下知之(21、スウィン宇都宮SS/東洋大)に競り勝った。

午前の予選、3組で登場した松下は全体1位の4分21秒05をマーク。アジア記録保持者の実力を十分に見せ決勝へ進出した。一方、200m個人メドレーで金メダルをかけデッドヒートを繰り広げた小島も余力を残しながらも全体2位の4分21秒54で決勝へと進んでいた。

大歓声が巻き起こる中、入場してきた日本の2選手。決勝は松下が4レーン、小島は隣の5レーンへ入った。松下は第1種目のバタフライで体一つのリードで背泳ぎに繋ぐ。そのままリードを保ったまま平泳ぎへ。しかし、ここから小島がスピードを上げていき松下に並びかけた。最後の自由形で小島が逆転。体一つ程度のリードを保ちトップでフィニッシュした。

2014年の萩野公介さんの記録(4分07秒75)を更新する泳ぎで金メダルを獲得した小島は「前半が思ったより楽に行けたので、今調子の良いブレストで上げていこうというイメージで理想通りのレースができた。(松下に)200(m個人メドレー)で競り負けてしまったので400では絶対勝つという強い思いで挑めたのでよかった。平泳ぎで焦らずあげていけば最後勝てると思っていた」と振り返った。

銀メダルの松下は「優勝を狙っていましたし、世界のトップに近づくためにどういうレースをするべきか考えたうえで、あのレースしかなかった。小島選手は見えていたんですけど、力及ばずという感じ。ただただ力不足」と話した。

【男子400m個人メドレー】
1位)小島夢貴  4分07秒02
2位)松下知之  4分09秒64
3位)汪順(中国)4分14秒59