“利上げ”の影響は一次産業にも… コメ農家には農薬・肥料の高騰が追い打ちに

日銀の利上げは、食卓を支える一次産業にも影響を与える。

茨城県稲敷市で9代続く米農家を営む山口貴広さん。
父親の代では12ヘクタールだった作付面積を県のコメ農家を育成する事業を追い風に、10倍の127ヘクタールにまで拡大させた。さらに…

YAMAGUCHIfarm 山口貴広社長
「数字の目標では200ヘクタールという目標を立てて、現在進めている」

YAMAGUCHIfarm 山口貴広社長
「収穫したコメを乾燥させるところです」

――この機械、かなりの金額がしそうですね?
「300万円ぐらい。これがないと仕事はできないので。スピードを求めてやっていくとなると、良いもの、新しいものという風になっていくので、毎年更新も必要ですし」

また、自動操縦の田植え機を2台。さらに無人運転するロボットトラクターも2台購入した。

YAMAGUCHIfarm 山口貴広社長
「ロボット機能付きだと1300万円〜1500万円ぐらい。面積拡大とスマート技術っていうのは、セットになってくるような感じがしますね」

山口さんは規模拡大に伴い、1億円を超える融資を受けたという。
このうち、地方銀行からの借入分は変動金利のため、経営計画への影響を危惧している。

YAMAGUCHIfarm 山口貴広社長
「今後の計画を立ててるんですけども、金利も含めてお金がかかることが増えてくると、その進め方だったりペース感は変わってくるのかもしれない」

追い打ちをかけるのが農薬や肥料などの高騰だ。

YAMAGUCHIfarm 山口貴広社長
「資材費の一覧になるんですけど、5年、10年で見ると1.5倍から、物によっては2倍ぐらいになってるものもある」

さらに乱高下するコメの価格。コメ農家は、いま難しい舵取りを迫られている。

YAMAGUCHIfarm 山口貴広社長
「お米の値段が上がってくれれば何の問題もないが、下がり傾向だと大変な時期が続くのかなと」