“副葬品の流用”も根拠の一つ 黄金のマスクに文字を削った痕跡

さらにもう一つ、根拠とされるのがツタンカーメンの副葬品・黄金のマスクです。

そこにはツタンカーメンの名前が刻まれていますが、よく見ると、文字を削った痕跡が…。元の名前を復元すると、浮かび上がったのは、ネフェルティティが女王になる前の別名です。

10代の若さで亡くなったツタンカーメンには、まだ副葬品などの準備がされておらず、ネフェルティティのために作られたものが流用されたのではないかとみられています。

ほかにも多くの副葬品が流用されているとみられることから、ツタンカーメンの墓自体もネフェルティティのために造られていた墓の一部を拡張し、急遽、造られた可能性が考えられるというのです。