鹿児島県西之表市・馬毛島での自衛隊基地整備を巡り、防衛省が地元漁協に漁業制限の延長を求めたことについて、受け入れの可否を決める漁協の臨時総会が来月1日に開かれることが分かりました。

馬毛島への自衛隊基地建設は2023年に始まり、当初4年程度の工期が見込まれ、地元・種子島の漁協は漁業制限に伴う補償金として、国からおよそ22億円を受け入れました。

しかし、人手不足などで工事が遅れたことから、防衛省は先月、漁業者に対し、漁業制限を3年4か月延長して2031年3月末までとし、追加の漁業補償として4億9000万円を提示しました。

これを受けて、県漁協種子島支所は先月、全組合員398人に延長についての同意書を配布し、これまでに3分の2以上の同意が得られたとしています。

そして、きょう17日、種子島支所は来月1日に臨時総会を開き、最終的な方針を決めることを明らかにしました。

臨時総会は、全組合員398人のうち、正組合員102人の半数以上が出席すれば成立することになっており、3分の2以上の賛成があれば、追加の漁業制限を正式に受け入れることが決まります。