大事な支援は“とにかく待つ”

失語症の人とコミュニケーションをとるときに、周りが配慮することは何でしょうか。

言語聴覚士・相澤悟さん「どんどん質問して『こうなの?ああなの?』と聞いてしまうことが多い。とにかく「待つ」。少なくとも10秒か15秒は待つんですね。そんな感じで接していただけると、みなさんはうまくコミュニケーションができると思う」

失語症と向き合い続けて15年。周囲のサポートもあって、佐々木さんは人と話すことを心から楽しんでいます。

佐々木佑輔さん「ポジティブ」
Q.今は後ろ向きな気持ちは?「ないない」
Q.挑戦してみたいことは?「パラスポーツ。ボッチャかな」

【取材後記・佐藤玲奈キャスター】
取材を通して話すのが苦手なら、書いたりスマホで打って見せたりなど、みなさん様々な方法で積極的にコミュニケーションを取っている姿が印象的でした。言葉は出なくても物事を理解できている場合が多いので、失語症の方の尊厳を守ることも私たちにできる一つの支援なのではないかと思いました。福島県では、失語症の方が自分らしく生活できるよう買い物や役所での手続きなど意思疎通の支援をする無料の養成講座を開いているということです。