「数字がわからない、なんて言うの」

福島県いわき市の公民館。1人の男性がやってきました。佐々木佑輔さん(42)です。27歳の時に脳梗塞を発症し、右手と右足に麻痺が残り、それ以来、車いすで生活を送っています。

佐々木佑輔さん

この日、佐々木さんが参加したのは、趣味のパン作り教室。今年5月から月1回通っていますが、片手での作業となり、ひと苦労のようです。そしてもう1つ、佐々木さんが作業する上でハードルとなっていることがありました。

「330の半分、165グラム」
佐々木さん「数字がわからない。なん言うの…帰ったじゃなくて…」

言われた数字が分からない。
自分が思っていることを言葉にすることができない。

言語障害の1つ「失語症」です。