「時計遺伝子を壊す」

人間をはじめ多くの動物の脳には、体内時計の司令塔となる神経細胞が存在します。

これまでの研究でも、体内時計を作る「時計遺伝子」が突然変異で壊れたショウジョウバエは、正常なハエとのサバイバル競争に負けやすいことは知られていました。

しかし、ここに大きな落とし穴がありました。

時計遺伝子は体内時計以外の役割も担っているため、「リズムが狂ったから負けたのか」「別の機能が損なわれたから負けたのか」を区別できなかったのです。

つまり、「約24時間のリズムそのものが生き残りに必要か」は、これまで直接証明されていませんでした。