“服薬以外も無料で相談”「健康サポート薬局」

「かかりつけ薬局」の機能に加え、日頃の健康維持や栄養面、介護についてなど幅広い相談に対応するのが「健康サポート薬局」です。
相談は無料で、その際の処方箋は不要です。
厚生労働大臣が定める一定の基準をクリアし、都道府県知事に届出を行った薬局だけが表示することができ、現在全国に約3600軒あります。

東京都台東区にある「蔵前みどり薬局」では、月に1回、薬剤師と看護師に無料で育児などの悩みを相談できる“みどりの保健室”を開催しています。

取材した日には、訪れた女性が子どもの好き嫌いの相談をしていました。

40代女性『子どもがトマトを生で食べるのがちょっと苦手で、スープとかに入っていて、しっかり煮込んであったりすれば食べられるんですけど。』

看護師『トマトが全く食べられないわけじゃなくて、調理法によっては食べられたりするなら、それはそれでいいと思いますよ。』

さらに、こんな相談も。

50代女性『長男がもう受験なんだけど、志望校決めてない。志望校を決めてないから勉強しない。数学が好きだから理数系の学校に行きたいって言うんで、だったら学校選びなさいよって。』

看護師『行ったらこういう楽しみがあるから行きたいとか、その学校の特徴が見つけられるといいかもしれないですよね。』

薬剤師の坂口真弓さんは、「気軽に喋って、ちょっと悩み相談したり愚痴を言ったり、本当に些細な疑問を聞ける場所」でありたいと話してくれました。

恵俊彰:
もはや薬の相談じゃなかったですね。

医療ジャーナリスト 森まどか氏:
地域に根ざして、健康とか医療のちょっとした不安を一次的に解消してくれる場所として、こういった機能は重要になってくると思います。
高齢の方などは孤立しがちですので、コミュニケーションを取ることで認知機能の低下を防いだり、体調の変化に気付いたりもできます。こういう地域密着でサポートしてくれるところがあるとすごく安心ですね。

弁護士 八代英輝:
超高齢化社会に備えて、地域で備えていこうというところが主眼なんだと思いますね。

医療ジャーナリスト 森まどか氏:
不安になった時に、すぐに診療所や病院に行ってしまうのを前の段階で防いで、医療費の効率化につなげるといった目的もあります。