2026年2月の衆院選では、記憶に残る21票差の戦い

復活当選した渡辺孝一氏(2026年2月)

今年2月8日に行われた衆議院選挙は、渡辺さんにとって初めての小選挙区での戦いとなりました。高市旋風で追い風が吹くなか、自民党は北海道12選挙区のうち、11議席を獲得。唯一、議席を対立候補に譲ったのは北海道10区の渡辺さんでした。

当選した中道改革連合(当時)の神谷裕さん(57)との差は、有権者約26万人の選挙区で異例ともいえる、わずか21票。惜敗率99.971%で、渡辺さんは復活当選しました。

▼北海道10区(開票率100%)
当・神谷裕氏(中道・前)74,908票
  渡辺孝一氏(自民・元)74,887票

21票差の復活当選を受けて、渡辺さんは「相手候補に対して倍以上の仕事や成果を出すことが今、僕に与えられた使命。地域における問題を解決しながら、地域の方々と小さな夢でも見られるような、あるいは政治に託せるようなものを作っていく、その地道な努力を続けていくことで住民にご理解をいただけるんじゃないか」と述べていました。

党の事情に振り回されながらも、愚痴ることなく、前向きな言葉を発し続けた政治家でした。