「帰っても将来が真っ暗」内戦の母国と家族への仕送り

農業法人で働く外国人が撮影▶【この記事を画像で詳しく見る】

Xさんを苦しめたのは、暴力だけではなかった。

Xさんが録音した音声
「なんで笑ってるんだ…馬鹿者が」

北海道京極町の農場から逃れ、現在は東京で暮らすミャンマー人男性のXさん(30代)。日本に来たのは、家族に仕送りをするためだ。

内戦が続くミャンマー国内(Wetlet Informational Network)▶【この記事を画像で詳しく見る】

故郷は、ミャンマーのなかでも内戦の激しい地方。軍の攻撃によって村の3分の2は焼け野原になった。

家族で営んでいた農場は焼け、父と母は姉の家に身を寄せている。

ミャンマー人男性 Xさん(30代)▶【この記事を画像で詳しく見る】

ミャンマー人のXさん(30代)
「ミャンマーにいたら徴兵されてしまう。ミャンマーに帰っても将来が真っ暗で、安全とも言えない。なので、日本で住んで働きたいです。自分のためと、家族の生活のためです」

月に10万円ほど仕送りできれば、ミャンマーで家族が5か月ほど暮らせるという。