徹夜した脳=完全に酔っ払った状態

柳沢教授はこれまでに、ノーベル賞の登竜門と言われる「ブレークスルー賞」をはじめ数々の国際的な学術賞を受賞。その研究に国が20億円を出すことを決めるほどの睡眠研究のトップランナーです。

9月にはアメリカで最も権威がある医学賞の「ラスカー賞」を受賞。脳の神経伝達物質「オレキシン」を発見したことが評価されたということです。

オレキシンは、目が覚めている状態を保つ脳内の物質で、欠乏すると、日中に強い眠気が生じる「ナルコレプシー」と呼ばれる睡眠障害を引き起こします。

この発見により、副作用が少ない新しいタイプの睡眠薬や、世界初のナルコレプシー治療薬の開発につながっています。