事故から半年 家族が抱える失望ともどかしさ

小川キャスター:
取材をしていて感じたのは、ご家族の強い失望と深いもどかしさでした。これは3か月前にお話を伺った時には、ご家族に無かった感情です。

知華さんは学校が大好きだったそうで、また知華さんのお姉さんの出身高校ということもあり、ご家族も学校に信頼を寄せていたと言います。

取材に応じてくれた生徒も、「個々の先生は、事故の後も生徒をかなり気にかけてくれている」と言っていました。

だからこそ、事故から半年が経っても「なぜ事故が起きたのか」「なぜ知華さんを守ることができなかったのか」などの根本的な情報が十分に得られず、ご家族自身が1つ1つ手がかりを集めなければならない今の状況に、深く失望していました。

藤森祥平キャスター:
ご家族が求めているのは、「事故の事実を明らかにしてほしい」ということですよね。

小川キャスター:
刑事告訴という形には至りましたが、「責任を追及する、される」ということではなく、「事故の真相を知りたい」その一点です。

「知華は、社会の教訓になるために生まれてきたわけではない」とお父様もおっしゃっていましたが、それでも知華さんを大切に思う人たちと事故の関係者が、同じ方向を向かなければ、事故の再発防止には繋がらないとご家族は強く訴えています。