「多くの生徒が船長さんに助けを求めて叫んでいました」生徒が証言

学校側は現地の下見をしておらず、引率した教員も船に乗っていませんでした。
しかし、知華さんを乗せた船は沖へ。
武石知華さん(家族提供の映像より)
「全部写真送って」
実は事故があった3月16日、名護市には「波浪注意報」が出ていました。
当時の状況について、船に乗っていた生徒の一人が、私たちの取材に応じました。

船に乗っていた生徒(news23の取材に対し)
「救命胴衣が船に置いてあったのでそれを各自着ました。正しい着用方法や万が一の際のレクチャーは特になかったように記憶しています。
大きな波が来て船がかなり揺れ、不安を感じました。その後すぐに先ほどの波よりも大きく見える波が遠くから見え、多くの生徒が船長さんに助けを求めて叫んでいました。『大丈夫ですか』や『やばくない?』など、状況を心配したり、確認したりするような言葉をかけていました」
そして、午前10時10分ごろ。

大きな波にあおられ、知華さんが乗っていないほうの船「不屈」が転覆しました。その瞬間の映像には、大きな白波に、何度も打ちつけられる船の姿が。海に投げ出された、生徒たちとみられる人影も映っています。
その2分後、知華さんが乗った「平和丸」も転覆しました。














