射水市は初めて上昇

住宅地は県全体で29年連続の下落となりましたが、富山市・舟橋村・立山町・砺波市・射水市の5市町村では上昇しました。

なかでも射水市は2005年の合併以来、初めて上昇に転じ去年のマイナス0.4%からプラス0.6%と大幅に伸びました。

矢野絹人記者
「射水市神楽町です。国道8号線沿いで車での移動がしやすく、住宅地の中で県内2番目の上昇率となりました」

射水市民病院に近い住宅団地の射水市神楽町は1平方メートルあたり2万6200円でした。

射水市では海に近いエリアの一部は地価の下落が続いている一方で、高岡市に近い内陸側では、割安感のある新しい分譲地に買い手がついています。

不動産鑑定士 竹田達矢さん
「新しい住宅団地が比較的価格水準が高いということで、割安感が出ている。今までの価格よりも高い取引がされているということになります」

内陸部の伸びが海沿いの落ち込みを上回り、射水市全体としては上昇に転じました。

一方、住宅地・商業地ともに、下落率が最も大きかったのはおととしの能登半島地震で液状化の被害を受けた高岡市伏木地区でした。

不動産鑑定士 竹田達矢さん
「一通りこう地震そのものの直接的な影響というよりも、その後の復興の方にシフトしている…今後どういう形で復興していって需要が戻ってくるのかどうか、そこに今後の地価の動向が影響を受けていく」

県全体の今後の動向について、竹田さんは地価が下落するエリアと上昇するエリアの二極化がますます進むとみています。

不動産鑑定士 竹田達矢さん
「需要としてなかなか住宅地、商業地を求める需要が減っているエリアもやっぱりありますので、その辺は上昇エリアとどんどん二極化が進んでいる状況にあると思います」