熊本地震の影響、長期化のおそれも

今回の調査では、7月の熊本地震の影響は反映されていませんが、不動産鑑定士の堀裕之さんは、被害の大きかった八代市鏡町や氷川町の先行きを懸念します。

不動産鑑定士 堀裕之さん「今回の地震の被害が長引くことで、地域全体の活力が少しずつ低下していく可能性を否定できない」

10年前の熊本地震の直後、益城町の地価は下落したものの、益城町を離れる人が少なかったことなどから、5年後には元の水準に戻ったところもあったということです。

しかし、八代市鏡町や氷川町は、もともと高齢化や人口減少で地価は上昇傾向になく、回復の長期化が懸念されます。

ただ、被災地によっては異なる見通しもあります。

宇城市の中でも小川町については、地震前、比較的地価が安く生活の利便性も高いことから若い世代の需要があり、地価は上がっていたということで、早い段階で地価が戻る可能性があるということです。