「強くなる」意志は固い

朝の練習と部活動に加え、去年からは、自分の意志で週4日のジム通いも始めた照喜名。

取材の日、「乱取り」では、交代しながら挑んでくる選手たちに対し、照喜名は一人で対峙します。

次々に相手を倒しながら、息が上がる照喜名。

照喜名幸雅 選手
「自分は疲れてるけど、相手はどんどん代わって、体力が残ってる状態で来るので、うわーってなるんですけど、稽古の時はただ無我夢中」

共に腕を切磋琢磨する3年生は…

吉門優真 選手(3年)
「あんなに大きいのに、軽量級みたいな細かい組手をしてくる。相手が距離を詰めてきても近距離が得意。離しても勝てない、詰めたら勝てるわけない、みたいな」

德村大輝 選手(3年)
「沖縄角力(すもう)も強くて。密着されたら何もできないです」

努力を実らせ、3月の全国高校選手権ではダークホースの存在から見事準優勝。しかし、日本一を目指したインターハイの準決勝。足技で攻め優位に試合を進めましたが、わずかな隙を突かれ、敗れました。

試合時間はわずか30秒ほど。大内刈りで一本負け。しばらく立ち上がることができませんでした。

照喜名幸雅 選手
「すぐ負けたのも悔しいし。なんであそこで組んだ瞬間に、『あ、これ勝てるな』って思っちゃったのかなとか。いろんな思いが出てきて、悔しかった」