新潟大学医歯学総合病院が2028年度に高度な小児専門医療拠点を開設することになり、新大と新潟県は9日、人材の確保や体制の整備に向けて連携協定を結びました。

仮称「新潟県子ども医療センター」は小児がん治療や小児集中治療などの拠点として新大病院の中に整備されるもので、重い症状の子どもでも治療のため県外に出なくてもよいよう、新潟県が改修費を補助するなど設備や人材を整える方針です。
2028年4月に開設予定で、県立がんセンター新潟病院の小児がん治療の機能を統合する方針です。9日は県庁で新大の染矢俊幸学長と花角知事が出席し、協定書に署名しました。

小児医療をめぐって他の都道府県では、専用の病院を開いたり、一般の病院に専用の施設を併せたりして対応していますが、新潟県では同様の施設がなく、開設を求める機運が高まっていました。
新大の染矢学長は「子どもたちの医療を支え守る大きな使命に対して、改めて身の引き締まる思い」と語りました。また、花角知事は「子どもたちが安心して質の高い医療を受けられる環境をしっかりと作りたい」と述べました。

また、新大では10月から県の財政支援を受けて、小児集中治療に関係する医学講座を開く予定で、3人の教員を置いて、診療体制や専門人材の強化を図ります。

さらに新大では医療センターの運営費などに充てようと「にいがた子ども医療未来基金」を創設し、当面約3億円を目標に寄付を募っています。














