来週に金融政策決定会合を控えるなか、日本銀行の増審議委員は利上げの必要性を改めて強調しました。

日本銀行は来週17日から18日にかけて、当面の金融政策を決める会合を開きます。

きょう講演を行った増審議委員は、金融政策について、「機動的な施策が行える体制が整えられるよう、さらなる利上げを進めていくことが金融正常化の完成には求められている」と述べました。

さらに記者会見では、基調的な物価上昇率が「2%に届いたら、そこに安定させていくことが一番の課題だ」とも述べ、物価の安定のために利上げを続ける必要性を改めて強調しました。

市場では、日銀がこれまでよりも利上げのペースを速め、今月の会合で追加利上げに踏み切るとの観測が高まっています。

アメリカのベッセント財務長官から、日銀の利上げを促すような発言があったことなどが意識されていますが、増審議委員は「我が国の中央銀行として適切に判断をしていくに尽きる」と述べるにとどめました。